校長挨拶

 宮城県名取高等学校定時制のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

<沿革>

 本校は、大正13年、岩沼実科高等女学校として開校し、昭和23年に宮城県名取高等学校になり、昨年度創立100年目を迎え、県内でも有数の歴史と伝統を誇る高校であります。この間、卒業生は2万6千名を超え、政治、経済、教育等、広く各界で活躍されており、このことは本校の誇りとするところであります。

 

<校訓>

 「真善美への感動と実践」の校訓のもと、豊かな情操を育み、自他を尊重する態度を重視し、公徳心と規範意識を身につけた、国家社会に有為な人材を育成することを目標に教育の実践に努めております。

 

<新校舎>

 平成30年度より、県内でも有数の素晴らしい施設設備の整った新校舎が完成し、供用開始となり、続けて令和元年度にはグラウンド、令和3年度には新体育館が完成し、授業や行事、部活動等で快適に過ごしております。

 

<生徒数>

 令和6年度は、定時制普通科には52名が在籍し、全日制には普通科18クラス、家政科3クラス併せて812名が在籍し、共に元気に学んでいます。

 

<定時制>

 定時制では、アルバイトをしながら通学している生徒が多く、仕事と学業との両立をしながら学んでおり、卒業後はさらに専門的な技術や知識を身につけようと進学する生徒もおります。定時制・通信制高校との交流や部活動も行われており、全国大会出場という実績があります。

 

<進路状況>

 全日制・定時制ともに多様な進路希望に対応すべく、入学時から計画的に進路について考える機会をつくっております。今春(令和6年3月)の定時制卒業生の進路状況は、就職のほか、調理や保育系の専門学校に進学した生徒もおります。高校在学中にアルバイト等の経験もあり、民間就職の就職内定率はかなり高くなっております。また、全日制卒業生の進路状況は、大学等進学(四年制大学・短期大学等)約110名、専門学校(看護専門学校、専修・各種専門学校等)約90名、就職(公務員含む)約50名、その他となっております。

 

<部活動等>

 部活動や生徒会活動も盛んで、定時制・通信制高校との交流や部活動も行われており、走り高飛びで全国優勝という実績があります。また、総合的な探究の時間や様々な行事等を通して、思考力・判断力・表現力の伸長や自己肯定感・自己有用感のさらなる向上を目指しています。

 

<中学生の皆さんへ>

 今年度(令和6年度)は、7月6日(土)に仙南地区高校合同説明会が、また、7月26日(金)に本校のオープンキャンパスがそれぞれ予定されています。この機会にぜひ本校の説明を聞いていただいたり、本校を訪ねていただいたりするなどして、多くの中学生の皆さんに志望される学校になるよう努力してまいります。

 

<最後に>

 昨年度創立100周年を経て、今年度新たな歴史の1ページを刻むために、生徒、教職員とも一致団結し、新生名取高校のさらなる発展のために「チーム感」を大事にし、保護者や地域の皆様のご支援、ご協力をいただきながら、「楽しい学校」「学び続ける学校」「信頼され続ける学校」を目指して歩んでまいりたいと思います。

 

                                 校長 勅使瓦 理恵